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乙女ゲ近況報告

相変わらずダラダラゲームしています。そろそろ卒制もいい加減本腰をいれてほしいところですが、果たしてやすかわは無事卒業できるのでしょうか?

 

とりあえず最近読んだのやったののメモです

 

 

・大正×対称アリスep3
モンスター作品すぎて頭抱えてる。有栖百合花もありすちゃんも恐ろしいけど、本当に、すきです。もうep1からずっと、一番の萌えは圧倒的アリありだな!って思ってたんですけど、魔法使いさんとありすちゃんの関係が最高オブ最高だったので選べません。業深すぎ。

・プリンス・オブ・ストライド
とにかく王道青春スポーツもの!世界観とかUIデザインとか一貫してて素敵ですよね。完成度っていう意味では素晴らしい作品だなと思います。陸くんは久しぶりの、そして待望の、底抜けに明るい裏表のない少年の木村良平だったので、それだけで奇跡だった。陸くんと奈々ちゃんのメインヒーローとメインヒロインっぷりがもう清々しかったです。
何度かツイッターでも言ったんですが、「プリンス・オブ・ストライド」としては、メインヒーローの陸くんとヒロインの奈々ちゃんの二人が主人公の物語として本当にきれいに形がまとまってるのが、ED後の感覚すっごく気持ちよかったですね。そして、「桜井奈々」としての物語のヒーローは久我さんで、「方南スト部」としての物語はエースのたけるんがヒーローなんだ、みたいな構造になってるのが多面的で、みんながある意味で主人公で、チームスポーツものの青春らしいかったと思います。奈々ちゃんにとっての久我さんが、たけるんにとっての奈々ちゃん、っていう形になってるのも、素敵ですね。
そしてやっぱりなんというか、往々にしてラスボス的な位置のキャラはそうなることが多いですけど、このプリンスオブストライドっていうのは「孤高の天才・八神巴」を救うための物語なのかなっていう側面があって、正直まあ乙女ゲーム的な展開よりはそっちの方が心躍ったし、BLさもありなん、と…。
それぞれモブではないサブキャラが多いだとか、攻略対象の男の子キャラ同士の濃い繋がりとか、こういうことをやりたいんだっていう作品自体の方向性が乙女ゲームというよりBL二次に向いてるなーと思ってやってましたけど、まあそういうところが「乙女ゲームとしての新鮮さ」の演出だったんだろうなと思います。そういう意味ではもう決まっているアニメ化も向いてますよね。
正直製作陣の発売前の発言がしんどすぎて、もうだいぶ前から追っかけてたのに買うのも嫌になった時期もあったし、自ら他ゲーsageしてまで、「画期的!」って言ってたシステム?話?もそんないうほどか…?ていうかどれのこと?って感じだしもにょる部分もあるけど、あるけど!できたゲームはそれ単体としてやっぱり素直に受け止めたいなあと思うので、割り切りたい…割り切れない……。リアルさみたいなのは正直なくて、個人的には大人の考える理想の青春、「青春」らしい青春っていうのがちょっと鼻につく感じも…まあでもここらへん難しいなあ。さっき言ったことの先入観もあるし。比べんのもよくないって思うんですけど、先に比べたのはそっちだろ!みたいな気持ちで少し似てるテーマ扱ってる「青春はじめました!」と比べちゃったりもしてね。青春って部分以外でもこう「狙いすぎ」「こういうの好きでしょ?新しいでしょ?面白いでしょ?」みたいな感じが透けてるように思えて…ううん…。こういうの、作ってる側のバランスなんだと思うんですけどね。少し違えばあたるし、少し違えばこうなる、というような。作品に罪はない…割り切れ…。
あっちなみにリアルさと自然さはちょっと別かなと思う。プリストの自然さはすごく好感もてます。うまく言語化できないんだけど。
あとついでにもういっこ気になったとこを言うと、こういうひとりひとりが大事で、みんな対等に同じ目標を目指してるチームスポーツもので、かつ、女の子でわかりやすくそこにいるのが珍しい差別的な扱いを冒頭でも受けたりするこのゲームの主人公の「桜井奈々」なんですが。そこに言及して展開として解決っぽいことを書いておきながら、なんだかどうしても、最後までこのゲームの根底で、彼女に「物語の主人公」ではなく「物語のヒロイン」を感じ続けてしまったのが、なんともじんわりしこりを残していったのでした。この子本当にいい子だし元気で可愛いし、大好きなので、その分モンペ的な視点も入っちゃってると思います。思うけど、これ「乙女ゲーム」だからね?自己投影を最初からある程度想定されていて、かつ感情移入先として主人公に強い肩入れを行うことを全面的に許された「乙女ゲーム」が、私は大好きなんですよね。だからモンペって正直乙女ゲームに限ってはそんなに間違いもなければ、非難されるべきではないはずなんじゃないかなあ。
もう何回かやってどこのどういうシーンがなんでそう思ったのかってこういうの具体的に明かしていった方が自分のためにいいんだろうなと思うんだけど…もうちょっと元気があるときにそのうちできたらいいなと(……)
まあ正直そういうのはプリストだけでもないんだけどね~。この下でも何個かオトメイト作品あげるけど、オトメイト作品なんか、わかりやすく男尊女卑的だなと思います。ヒロインはヒロインであって、それ以外にはなりえない、精神の優等生的いい子ちゃんの女の子の内助の功的なね。お願いだから死んでくれ~~~!!!!
あっでもプリスト本当に楽しんだし、正直八神巴すげえ萌えたし、細かい演出が凝ってるのでもう別に乙女ゲーとして桜井奈々の話じゃなくて、プリンスオブストライドっていう物語だと思えば多少は諦めがつくし、素敵な作品でした。世界観演出ってすっごい好きな部分なのでそういう意味では本当に興奮した。
サブキャラみんな魅力的で、攻略できないの~~!?ってファンから声があがるのとかも、たぶん製作陣が意図してるとこなんだろうなあ。その匂いすっげえプンプンするもん。あと、プラス的な意味合いで、惜しいな!っていうところは、せっかく声あるから奈々ちゃんはフルボイスにしてほしかったのと、せっかく「街中を走る」っていう綺麗な特性があるんだから、その街中を走るっていうビジュアル面を見せてほしかったです。試合中どうしても電子画面になっちゃうからこの大きい感じがあんまりつかめなかったんだよなあ。駅伝とかもすごく好きで、広い場所を走る感じも、それを応援している一般の人たちの感じもある程度知ってるので、もったいないですよね。

・RE:VICE[D]
買って結構たつけど、まだ二人だけしかできてないのでそのうちじっくりやろうと思います。クール系主人公がすごく好きなのですごく楽しいです。ていうか島れいこさんの作品の、クール系主人公と、攻略キャラもサブキャラも含めたワイワイしてるところがすごく好きなので、これも普通に楽しい。アイカは結構すぐ感化されるけど、魔族がわりと生ぬるい魔族じゃなくて、人間とだいぶ離れた価値観なのすごくいいですね。

KLAP!!
「調教」とか、とにかく発売前のゲテモノ、ネタゲー感はすごくて、正直オトメイトってネタゲーを出すイメージがなかったので結構驚いてたんですが、まあまあ、蓋をあければいつものオトメイトで、すっごく真っ当で王道の乙女ゲームっていう感じでした。教師と生徒っていう禁断感はそもそも幽魔のルールとしてないし、それよりは異種間の恋愛の方が強いのでそれは置いといても、この主人公は教育実習!って感じだな~。
特殊な48個目の県っていう設定なので、人間の住む世界と幽魔の世界とごっちゃになってる背景がすごく好みでした!可愛い~!
あとは、声優の喘ぎを聞きたい人向け。紫苑先生と壮介が好きです。
それと、こういうバカ丸出し!みたいなキャラの柿原はもっと聞きたい。

・レンドフルーフ
これもまだ二人しかプレイできてないけど、なんかもうわかんない…w
あんなに気高い騎士のギスランがどんどん自分の運命に飲み込まれていって、彼がもともと気高ければ気高いだけ、理不尽に羨みと妬み、憎しみを募らせていくのがもう生身の、普通の、人間らしくてゾクゾクしたし最高だった。
…んだけど、なんか、こうプレイしていけばプレイしていくだけ、製作陣との価値観が大分違うな…って遠い目をすることが多くて、まあまだ半分も攻略できてないのでわかんないですけど。うーん。別に鬱展開っていうの自体は全然悪いことじゃないんだけど…なんなんだろうなぁ、これはこれで、こういうゲームもありだなとは本当に思うんですけどね。
ヴィオレットが基本的に「使命よりも自分の恋」なので、そこが引っかかってるんだと思います。これが主人公が普通の一般女子ならなんの問題もなかったと思うし、別にそれにヴィオレットだって自分自身を優先しちゃいけないってこともないとも思うですが…やるなら苦悩もしながらも、もっと堂々としてほしいんだよなあ。「世界を救うために存在しているレーヌ」って仮面を脱ぎ捨てるなら脱ぎ捨てるでいいんですよ。それを自分自身で決心するなら。ヴィオレットはその決意がないからこんなにイラっとするのかなと思います。小さい子供みたい。レオンの終盤で女神も出てきて悲劇的な理由も露わになって、動揺するのも仕方がないとはいえ、本当の終盤の終盤にいたっても「どうしたらいいの?」って選択を他人に委ねようとするのがわけわかんなくて。この人はどういう理由であれども、「世界のための、女王・レーヌ」として、嫌だと思った時期があっても自分でも折り合いをつけて、そして教育を受けて、今までを生きてきたんですよね?それを疑いたくなるような幼稚な愚かさみたいなものがあったんですよね。公式HPのキャラクターのところに「聡明」っていう言葉があるんだけど、全然その聡明さも、持った覚悟も感じない。最後までレーヌでいなきゃ、という体を装いながらこの人は全然救うべき世界のことは考えていないし、世界を救うっていうエクスキューズさえしきれてないのがもうどっちつかずで中途半端で気持ち悪いし、救われる先の世界から来てるはずの騎士さえもそれを肯定してるのも意味不明だし、っていうのがなんとも引っかかっていて…。地位として、業を背負う立場なのだから、どんなものでもいいから、ヴィオレットには早々に決意と覚悟を持ってほしいです。
っていうか、「つらく、身を切るような苦しい悩み」みたいに書かれてるけど、この子たちが思ってるほどそれは苦しいものでもないのでは?って感じがしてしまうし(人の感じる差なんか勝手に判断すべきでもないけども…)当たりまえの悩みでしょ?って白けてしまう…。物語の展開に全然納得がいかなくて難しいです。
まあでも、そうやって聡明で落ち着いた毅然とした少女っていう風に見えていて、その実は操り人形ごとく、決意も覚悟もいらないようにユベールによって「育てられた」って言われれば、そうなのかなあ、とも思うんですけど、だったらそこをもっともっと書いてもらわないと、こっちとしては確信持てないですね。まだ「そう、いう…こと、なのかなあ…?(探り探り)」っていう感じ。どっちかわからないのも気持ち悪い~。
絵も音楽も綺麗だし、素晴らしいだけど、外面ばっかりよくて、肝心の中身(シナリオ)がダメって…ああ、オトメイトだなって思っちゃう…。だからこれをクソゲーとは言わないけど言わないけど…っ!ってなんかもう苦しい。レオンの恋愛エンドとか一体なんだったんだろう。一週目レオンだったのでどういうゲームかわかってない中でのあのエンドだったので当時は許せないとこでかすぎてもはやすっごい慌てたんですけど、もうそろそろ一周まわって「こういうゲームだったんだな」ってとこで落ち着きたいですかね。
まああと、わりとこれも製作陣が香ばしいので……うん………。

・十三支演義
石田が気持ち悪すぎて冒頭で止まっている。進めたい…進めたいけど…なぜ…猫耳なのか………

・Glass Heart Princess
まだ朝比奈先生と烏丸だけ。もう頭空っぽにしてゲッラゲラ笑って単純に楽しんでます。まさにハート撃ち抜かれFall in Love!だよ~~~!これ完全にレンドの反動だと思うw
パロディもめっちゃくちゃ仕込まれてて最高ですね!!こういうコメディに完全に振り切ったゲームもっと沢山やりたいなあ。OP素晴らしすぎじゃないですか?まさにこの作品らしさすごすぎてみてるだけで幸せになってきますね。
このバレバレのそれぞれの正体も超展開すぎるのにめっちゃ王道の個別ルートのシナリオとかなんかすごくバランス感覚いいですね~。普通に前半の少しずつ近づいてくのも可愛いし…。
細かい仕込みやキューピッドの降りてくるタイミングも含めて、演出が凝っていて、しかもそれが物語とすごくマッチしているので、うまいな~~!!とおもって安心してニコニコしてられていいです。プレイ後の気持ちよさが素敵だ~~。
っていうか、お嬢様かわいすぎませんか…!?お金持ち、恵まれてるっていうのが根本にある価値観すごく興奮してしまう…。天然ちゃん純粋だし、これを女の子に言っていいのかわかんないけどものすごい童貞力素晴らしいし…。そんな彼女が大人になってしかも吸血鬼になるエンドすっごくなんかエロくて背徳的でよかったです。正直KLAPやった時に同じように、吸血鬼になるか?ならないか?って選択肢があって結局断るんですけど、それがあんまり納得いってなくて、でもなんていうんだろう…倫理的?道徳的?に、ルールとして?それも仕方ないことかもしれない…みたいな、説明できないし納得できてないけど、そういうものだから、みたいな感覚があったから、グラハ気持ちよかったんですよね~~。お嬢様の吸血鬼スチルも最高すぎるし。これ~~~!!!て気持ちになって死ぬほど嬉しくてあとバカバカしくて深夜にめっちゃくちゃ笑った。
なんだかもうすごく気持ちいい作品だな!って感じしてるので、最後まで楽しんでやりたいです~~~!!
OPおいとく!!


Glass Heart Princess OP - YouTube

 

・青の嗜虐 緑の被虐
前から気になってたので。これがめっっっっっちゃ楽しくて!!!システム面ガバガバだし主人公に声ないのも残念だけど、シナリオと声優さんがすごくよかった。
女攻めだけを求めてやるとちょっと違う気がするしジャーダがなんでそこまで主人公を愛すのかもまあよくわかんねえけど楽しかったからもうなんでもいいです!
過去に関してはあれ完全にストックホルム症候群だし本来彼女は被虐欲はそんなないんじゃないかなあ…ジャーダもまああるわけじゃないけど、ハッピーエンドはそれを楽しんでる感じがよかったですね~。この二人いちゃいちゃしてるところも本当に微笑ましい。ジャーダルートは全部素晴らしかったです。途中の嗜虐、被虐、セックスっていう行為で男女で「攻防」をしてるところなんか本当に好き。
あとはジャーダのバッドが好みでした~絶望的だ~!あんな出来た懐の深い男に絶望をっていう展開本当にしびれたし興奮した…。なんでこんな絶望に興奮するのかな?わかんないけど仕方ないんだよ~…。快楽と絶望とぐちゃぐちゃで、それも主人公が臆病だったせいっていうだけの理由なんだけど、あれは臆病だけど強い女だから振り切った展開になってるその歪みもすばらしかったです…。あんなに何しても耐えれる愛の深い男の、愛の深さこそがハッピーエンドへの足掛けになったし、同時にバッドエンドの絶望の本質にもなるんですよ…。こういう軸のぶれない、重さのあるシナリオはやっぱりさすが松竹梅さんですよね大好き。主人公の弱さのせいで誰一人として幸せになれないってなんでこんな好きなんだろう…。

エドアルドはもうなんでもいいですw沢山笑わせてくれてありがとう!シェルタに潮吹きさせられてるのみて「これは…はじめてみた…」って言ってるシーンがクッソ小物感でててまじで最高でした。