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インタビューズ

自分のツイログを漁っていたら昔のインタビューズが出てきて非常に恥ずかしい気持ちを抱きながら読んでました。懐かしいですね。でも確実に今より考えて何か言いたいことがあるなあっていう熱は感じられたのでわりと死にたいです。私の話は中身がなさすぎる…。

せっかくなのでひとつアマデウスについて感想かいてるのがあったのでここにも残しておきます。恥ずかしいです。

 

 

Q.おすすめの映画は? 

A.

むずかしいです!!!!!
そんないうほど見てない私がおすすめ映画とかなんかわからんけど恐れ多い!
ので、おすすめというかとても好きな映画は、もういろんなとこで言っていますが、アマデウスです!!!!!!!!!!!!!!!!
わたしの好きな執着愛憎劣等感一方通行狂気どっちかがクソ真面目ってのが見事に全部つまった最強の悶え映画!!
ほんといろんなとこで散々語ってますが、もう何度も何度も憎いと思ったのに、どうしたってモーツァルトの作る音楽を愛してしまうとことか、愛ゆえに殺してその音楽を手に入れることを計画してしまうとことか、モーツァルトが死んで長い年月がたっても自殺未遂をはかるくらい深い傷があって、モーツァルトは死んだのにその音楽だけがずっと残って自分の音楽が消えていく中でどんどん狂っていくとこなんかを想像すると、どうしようもなく動悸は激しくなるわ、なんかもう悶えすぎるし、わけわからん充実感と完全な敗北感と見てほんとよかったっていう歓喜と探していたものが全部ここにあったんだってじわっと広がってく何かとそういういろんな感情がごっちゃごちゃになって、見たあとはいつも放心状態です。
この映画はよく天才と凡人の話って言われますが、そうではなくて、天才と度を越した天才の話だと思います。サリエリは天才だからこそモーツァルトの音楽の素晴らしさが本当に心底憎らしかったしいとおしかった。天才だからこそ、その本当の価値が唯一わかった存在なんです。作中では。
自覚があったかはおいといてお互いが確かにお互いとして特別な存在だったんですが、その向かい合う矢印が結局最後までかみ合わないところが!もう!どうしようもなく!萌えで!好みで!!!
しかもモーツァルトは一度暗いところに落ちたのをサリエリだけが助けてくれたと思って少しだけ救われて死んでいって、それがサリエリとしては大きな悪意の一部だったのに。そこがまたどこまでも永遠にキツくサリエリを縛る苦しみと罪悪感なんですよね!
憎んで愛して執着した相手が自分のおかげで少しだけでも救われて死んでいったのに、それが逆にサリエリを自殺未遂まで追い込んでいったこととかを考えると、ウワアアアアアアアアアって!なりますよね!?結局ちゃんと与えられた唯一の影響だったのかなあとか。多少の手はくだしたけど、弱っていったのも死んだのもサリエリの思いと事実はズレがあったし。
極めつけは、最後の曲がふたりの最初で最後の共同作業であったこと。
あれほど焦がれた音楽に、書き写すというかたちだったとしても関われたことが、サリエリにとっては至高の喜びであり救いであり、それでありながら一生の苦であったこと、何度も味わった絶対に勝てるはずなんかないという絶望だったあたりで、萌えすぎていつも大号泣です。
モーツァルトの甲高い笑い声と、しんきくさいけどどうしようもなく真面目なサリエリもとっても見所です!
モーツァルトの父親へのトラウマも心えぐるポイントですね〜
もちろん言うまでもなく音楽も。